自分の価値観を180度変えてくれる「人生を変える旅」と出会うための3つの極意
この記事では、国内・海外をたくさん旅してきたとじーが、「人生を変える旅」と出会うための3つの極意をお伝えいたします。
こんにちは、自由な複業ブロガー「とじー」です。
あなたにとって、人生を変えるような深い学びを与えてくれるものって何ですか?
僕は、個人的には、1位「旅」 2位「人」 3位「本」だと思っています。それは、上位ほど自分が能動的にアクションを起こす必要性の度合いが強いからです。本を読むばかりでアクションがないと、頭でっかちになってしまいます。
このブログでは、「旅」も「人」も「本」も取り上げますが、今日のテーマは「旅」です。
「旅」は人生を大きく変えてくれます。
僕の場合は、海外だとこれまで20数カ国に旅してきて、いずれも素晴らしい体験になりましたが、人生を大きく変えてくれるような旅に出会えるのは、個人的には先進国に行ったときよりも、途上国に行かせてもらったときに多かったように感じます。
もちろん、先進国は先進国で、各国の良さがあるのですが。
この記事では、「人生を変える旅」と出会うための極意をお伝えします。
- なんとなくのイメージで「途上国は先進国よりも不幸だ」と思っていないか?
- 極意①「郷に入っては郷に従え」
- 極意②「決められたコースを行くツアーに参加するよりも自分で行き先を決める」
- 極意③「現地の人たちの実際の話を聞いてみる。生活を体験してみる」
- 自分の価値観を180度変えてくれるような旅との出会い
- 実際に僕の価値観を変えてくれた旅の記事
- とじーのSNSアカウント
- とじーのプロフィール
なんとなくのイメージで「途上国は先進国よりも不幸だ」と思っていないか?
「途上国は不衛生で汚いイメージだ」
「途上国は治安が悪い」
「途上国の人たちは貧しいからかわいそう」
そんな風に、心のどこかで無意識に思っていませんか?
僕もいろいろな国を旅する前は、どこかでそんな風に思っていた気がします。
「先進国の人たちは、先進国の自分たちより恵まれない不幸な人たちだ」って、どこかで思っていたと思います。今思えば、本当に彼らに申し訳ない限りです。
僕はこれまで20数ヶ国ですが旅してきて、スラム街に行ったりもしましたが、「先進国の人たちによる押し付けがましい価値観」というものは確かに存在すると感じています。
そういうひとつひとつの偏った価値観をぶっ壊してくれるのが「旅」です。そして、色々な幸せや暮らしの形があることを教えてくれます。いかに自分の価値観が偏見に満ちた狭いものだったのかを毎回教えてくれます。
人それぞれ感じ方は異なるので、どんなイメージを抱こうと構わないのですが、やはり百聞は一見にしかず。実際に行ってみると大きくイメージが変わることは往々にしてあるものです。行ってみた結果、やっぱり気に入らなければそれはそれでいいと思います。
極意①「郷に入っては郷に従え」
「人生を変える旅」がしたい場合、注意が必要なのは「旅をする側のスタンス」によって、感じ方は大きく異なってしまうという事実です。
僕の経験上、旅というのは「自分たちはサービスを受ける側だ」というスタンスでいると、やれ「水道水が飲めない」とか「飯がマズい」とか「店員の対応が悪い」とか「道路がガタガタ」とか、そういう不満ばかりが目についてしまうと思うのです。
僕が他国の人たちと接するときにいつも意識しているのは「郷に入っては郷に従え」ということ。つまり、自分の国の価値観や暮らしのスタイルはいったん置いておいて、「その国の当たり前」を尊重して自分も染まってみるということ。
これが大切なんですよね。
そういうスタンスでいると「中国のチャーハンは味が薄いのか~。なるほど彼らにとってチャーハンはおかずと一緒に食べるものなんだ!」なんてことに気づけて、味の薄いチャーハンに対して不満を抱かなくなります。中国のチャーハンは、日本の白米のような感覚なんですよね。
そうすると、あらゆる不満がなくなって、「なるほど~!」「自分たちと違っておもしろいな~!」が増えるので、結果的に「旅」がより楽しく、学びになるのです。
極意②「決められたコースを行くツアーに参加するよりも自分で行き先を決める」
僕もツアーに参加して海外を旅したことがあります。ドイツ・チェコ・オーストリアを回る旅でした。
ロマンチック街道をバスで走って、世界遺産をたくさん見せてくれて、それはそれで素晴らしいものだったのですが、やはり「サービスを受けている感覚」になってしまうし、集団行動なので、自由さよりも協調性が優先されてしまいます。「はい!じゃあ12時にここにまた集まって来てくださ~い!」みたいな。
自分で行き先をオーガナイズしなくていいのでラクですが、自分で決めてないから「自由さ」はないのです。
ツアー会社のマージンがある分、割高ですしね。
それに、周りの人たちも日本人の方だったりするので、結局は日本人の方と日本語で喋ってしまって、現地に触れる感覚が薄くなってしまいます。
せっかく海外に来たのに、「異文化に触れて何かを感じる」という体験が、圧倒的に薄まってしまうのです。
また、その国の有名なところ、観光客向けのところばかり回るので、それはそれでプラスの側面は見られるのですが、ある意味その国のマイナスの側面というか、その国の抱える課題だったり、そういう側面が見えなくて、表面的な異文化理解になってしまうんですよね。そしてそれが、「サービスを受ける側」というスタンスになっているため、単なる不満として自分の中に残してしまう結果になるのです。
だからおすすめは、自分で行き先を決めてみるということです。ネットの情報やガイドブックや、実際に行ったことがある人に聞いてみたりして、自分で考えてみる。自分で予約してみる。
そういう能動的なスタンスで行くから、旅先で良い体験をするために自分から動いてみようという感じになって、結果的に良い体験が積まれていくのだと思っています。
そのとき、できれば観光地ばかり行くのではなくて、現地のリアルな生活実態を知れるような旅になるようにオーガナイズしてみることをおすすめします。
そのためにおすすめするのが極意③です。
極意③「現地の人たちの実際の話を聞いてみる。生活を体験してみる」
現地にいる人たちの話を実際に聞き、どんな暮らしをして、何を感じているのか、なぜそのような慣習があるのかなど、文化的・歴史的・宗教的背景などもなるべく理解して、彼らの生活に寄り添ってみることで、意外と自分たちが抱いていたイメージが正しい訳ではないということに気づけるのです。
そうやって、相手のことを大切にして理解しようとする姿勢って、平和のために一番大切なことではないかと個人的には思うのです。それができていないから、戦争が起きたり、家庭でのケンカや虐待、学校でのイジメになったりするんだと思うんですよね。
だから、もし家庭でケンカが耐えなかったり、今いる環境に対して不満やイライラばかりだという方は、試しに途上国に行って、現地の暮らしに寄り添ってみる体験をしてみていただくと良いのではないかなと個人的には思います。ただし「郷に入っては郷に従え」の精神で。すみません!余計なお世話でした(笑)。
現地の人の話を聞くには、とにかく話しかける。聞いてみる
現地の人の話を聞くには、とにかく話しかけること。気になったことを質問してみる。通訳を介してでもいいし、できれば自分の英語で(たどたどしくてもいい)。
ホテルではなく民泊してみる
現地の生活を見させてもらうには、おすすめは、1日だけでもいいので、ホテルではなくAirbnb(エアビーアンドビー)で民泊してみることです。暮らしをそのまま体験できるのは、とても貴重な経験になります。
僕の場合、例えばスイスをひとりで回ったときには、毎日違う都市(チューリッヒ、ベルン、ジュネーブ、ローザンヌなど)に、全て民泊で宿泊しました。オーナーの話を聞けたりして、その国の理解が深まるるのも良かったです。
スーパーマーケットと市場をのぞいてみる
あとは、僕の場合、海外に行くと必ず行くようにしているのは、スーパーマーケットと市場です。暮らしがそのまま見えます。
そこで何か買ってみる
そして、何かそこでものを買ってみるのもおすすめです。
でも「自分でグイグイ行く勇気がない」という方は、最初はグイグイ引っ張ってくれる人と一緒に行って、現地の暮らしに触れる楽しさを実感してからでも良いと思います。
買い物するときの英語なんて最低限、「Yes(はい)」と「No(いいえ)」と「This(これ)」と「Thank you(ありがとう)」が話せればなんとかなります!笑
自分の価値観を180度変えてくれるような旅との出会い
有名な観光地に行ったり、ホテルに泊まったりするのももちろん良いけど、おすすめなのは、上述のように、なるべく現地に染まること。自ら能動的に体験してみること。そこで面白がっていろいろ聞いてみたりして理解を深めること。
すると、「自分にとっての当たり前」が、実は当たり前じゃないことに気づけます。
僕はそんな風にして、たくさんの価値観に触れることと、そこからたくさんの本質的なことが学べるのが楽しくて、旅が大好きなんです。
自分の価値観を変えてくれるし、視野を広めてくれる。
自分の今の状況に不満を抱えていたとしたら、もっといろいろな幸せの形があることを知れるし、何より、あまり不満を抱かなくなる体質になれます。基本的に相手のことを受け入れられるようになるからです。
ぜひ、次の旅のヒントにしてみてはいかがでしょうか?
実際に僕の価値観を変えてくれた旅の記事
▲まず一本、実体験を記事にしましたので、ぜひこちらもご覧ください。
『人生は幸も不幸もすべて自分しだい 〜カンボジアで出会った11歳の少年から学んだこと〜』
今後さらに、他にも実際に価値観の転換をもたらしてくれた旅の記事も、追加していきたいと思います。
ありがとうございました。
とじー
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とじー
とじーのプロフィール
自由な複業ブロガー。9年間、経営コンサルティング会社に従事し、中小企業の業績アップに携わる。より自由なパラレルワークを実践することと、子どもがもうすぐ生まれることをきっかけに退職(2018年12月末予定)。他人の枠に縛られず、人生を自分らしく、自由にデザインしていくことをテーマにしたブログです。仕事、働き方、お金、人間関係、読書、学習、旅、趣味、プライベート、結婚、子育てなど、幅広くお伝えしていきます。