みんな自由に生きたいって言うけど、じゃあ「自由」ってなに? 〜自由な生き方実践論〜
このブログの全体テーマは「人生を、自由に、自分らしく、楽しくデザインしよう」というものです。みんな「自由に生きたい」って口では言うけれど、「じゃあ自由ってどういう状態?」「自由ってなに?」ということが分からないと、今が本当に自由なのかが判断つかないし、これから目指すにしても実現しようがないですよね。
そこでこの記事では、お互いに自分らしく「自由な人生」を生きるために、「そもそも自由ってどういう状態なのか?」「自由ってな〜に?」っていうことを「自由な複業ブロガーとじー」なりにひも解いていきたいと思います!
- 自由に、自分らしく生きたいすべての方へ
- 「自由ってな〜に?」って聞かれたら何て答えますか?
- 自由とは、次の「2つの条件」を満たした状態である
- ②自分の意志で決断していること
- とじーの「自由度マトリクス」
- 自由な生き方をするには「意思決定」のやり方を変えよう
- 自由な生き方をしている人は「他人の自由」も奪わない
- 最後に
自由に、自分らしく生きたいすべての方へ
特にこの記事を読んでいただきたいのはどういう方かと言うと、「人生を、自由に、自分らしく生きたい」と思っているけど「なんとなくまだ自由とは言えない気がする・・・」と、これからどう生きていこうか少しモヤモヤしている方です。
ぜひ一緒に、自由で、自分らしい人生を歩んでいきましょう!
それと、今後このブログで更新していくあらゆる記事が、これからお伝えする「自由の定義」を前提として、すべて「自由に生きること」に繋がるように書いていきます。
「自由ってな〜に?」って聞かれたら何て答えますか?
みなさんは、「自由ってな〜に?」「自由ってどういう状態?」って聞かれたら、何て答えますか?
後述しますが、僕には僕なりの回答はあります。みなさんにはみなさんなりの回答があるかもしれません。
僕はこれまで、自由に生きている方とたくさんお会いしてきました。経営者の方もいれば、フリーランスの方もいれば、サラリーマンの方もいました。
逆に、経営者だろうがフリーランスだろうがサラリーマンだろうが、自由そうな人もいれば、窮屈そうな人もいました。
これはつまり、立場や状況が「自由かどうか」を決めるわけではないということです。
・では、どうすれば自由になれるのか?
・自由かどうかを何が分けるのか?
それが自分なりに分かっていないと、実現しようがありません。
そして、それを押さえることは、生き方そのものを考える上で前提となる、とても大切なものだと思っています。
これから、僕なりの「自由ってこういう状態じゃないかな」というものをお伝えしていきます。ぜひ、みなさんの回答と照らし合わせながら、お読みいただけると嬉しいです。
自由とは、次の「2つの条件」を満たした状態である
まず自由な状態を僕なりに噛み砕くと、「あれもできるんだけど今はこれをやろう」とか「あそこにも行けるんだけど今日はここに行こう」というような状態です。
つまり、「いくつかの選択肢がある中で、能動的に自分で選び取っている状態」です。
これをもう少しきちんと僕なりに整理した「自由の定義」は、次の「2つの条件」を満たした状態です。
この2つです。
たとえば、「ハワイに行きたい!よし、来週から行っちゃおう!」というのは自由な状態です。なぜなら、ハワイに行くという選択肢もあれば、行かないという選択肢の中で、行くという決断を自分でくだしているからです。
一方で、「ハワイに行きたいんだけど、来週も普通に仕事だから行けないや」というのは自由な状態とは言えません。なぜなら、「ハワイに行く」というのが現実的に取りうる選択肢になっていないただの妄想に過ぎないからです。
同じ理由で、「スーツ着ないで仕事したい!よし、明日からそうしよう!」というのは自由な状態です。一方で、「スーツ着ないで仕事したい!でも、会社の決まりだからそれはできないな」というのは自由な状態とは言えません。
でも面白いのは、「うちの会社は私服でもいいんだけど、今日はなんとなくスーツ着て仕事したいからスーツ着よう!」は自由な状態と言えます。
この違い、分かりますか? ここはとても重要です。
同じ「スーツを着る」という行為でも、どのようにその行為に及んだかによって、自由な人生を生きているのか、そうじゃないのかが分かれてくる訳です。
なんとなく、自由とは何か、イメージが付きましたでしょうか。
それではもう少し詳しく、「①選択肢があること」「②自分の意志で決断していること」をどう両立して、実現していけばいいかをそれぞれ解説していきます。
①選択肢があること
まずは、「選択肢がある」状態をいかに作ればいいかを解説していきます。
1)視野の広さ・高さ
「選択肢がある」状態を作るためにまず大切なのは「視野の広さ・高さ」です。視野が狭いと、選択肢が少なくなってしまい、その少ない選択肢から決断せざるを得なくなってしまいます。
たとえば、どこに引っ越そうか考えるときに、「港区」にしようか「文京区」にしようかという選択肢もあるけど、海外で暮らすことも視野に入れれば、「ニューヨーク」や「シドニー」や「上海」も入ってくるかもしれません。
旅行先に「宇宙」を選んだZOZOの前澤社長も、そういう視野を持っていたから「宇宙に行く」という選択肢を選ぶことができた訳です。
つまり、視野を広めたり高めたりした方が、取りうる選択肢が増えるわけです。
2)情報
情報も多い方が、取りうる選択肢が増えると言えますよね。
特に、本やネットの情報を通して、「こんな生き方もあるんだ」という事例を知れることが選択肢を増やしてくれますね。
僕も、経営コンサルタントになったのは最初は本がきっかけでした。本で知るまでは、そもそもそんな仕事があることすら知りませんでした。
最近は僕の場合、本に加えて、TwitterやNewsPicksやブログや有料メルマガやYouTubeなんかも大きな情報源になっています。
今の時代、情報は武器ですから、いろいろな生き方をしている人の情報をたくさんキャッチしていきましょう!
3)時間
やりたいことがあっても、それをやる時間を確保できないと、現実的に取りうる選択肢にはなりませんよね。
本当にやりたいことなら、「いつそれをやるのかを今すぐ決めてしまう」と、実現させやすくなりますね!
4)必要最低限のお金
やりたいことがあっても、「お金がないから」と自分に制限をかけて、あきらめてしまうのはもったいないことです。
そもそもどれくらいお金が必要なことなのか、逆にお金をもらいながらできないか、どこからか資金を集められないかなど再確認してみましょう。
世界中を旅したいなら、旅行会社で働きながら実現できるかもしれません。
そうでないにしても、実現できる最低限のお金があるなら、実際にチャレンジしてみたいですし、まだ足りないならなんとか集めたいですね!
いずれにしても、お金を理由に選択肢から除外したくはないですね!
5)常識に縛られない柔軟な発想
人からどう見られるかを気にしたり、世間一般的な常識で発想を縛ってしまったりせず、柔軟に、自分の純粋な「こうしたい!」という想いは選択肢に入れておきたいですね。
僕の場合は、常識と反していても「それ、おもろいな!」の一言だけ発して、選択肢に入れてしまうようにしています。「妻のお腹に新しい命が宿ったからこそ、しっかりサポートできるように仕事を辞める」という選択肢を持つことができました。普通は逆だって分かってますが、僕にとってはその方がいいと思うから、「そうしないあらゆる理由」に従う必要はなくなってしまうんです。
②自分の意志で決断していること
次に、「自分の意志で決断していること」について解説します。
1)他人の意見で決めずに、自分で決める
誰かから言われたからそうするというように、鵜呑みするのはやめましょう。
参考にするのはいいと思いますが、最終的には自分で決めましょう。
僕はかつて、祖母が「公務員がいいわよ〜」って言っていたから、安易に公務員の道に行こうとしたことがあります。でも、最終的には自分であらゆる選択肢を探って自分で「経営コンサルタントになる」と決めました。だからこそ、自分の仕事にはしっかりと力を入れることができたと思っています。
僕が常に意識していることは、「自分で決める。自分の人生なんだから!」です。
2)周りの人に対する見栄を捨てる
「大企業に入った方が周りの人から良く見られるかな」とか、「こんなことしたら、周りの人から何か言われるかもな」とか、気にしないということです。
他人の目を気にして選んだ人生なんて、自分の人生とは言えません。他人の人生です。
それに、自分が気にするほど、他人は自分のことをさほど気にしていないものです。
3)自分で決めたことで、もし失敗しても後悔しないかどうか
自分で決めたことかどうかを測る上でひとつ便利な指標は、「もしそれを選んだ結果、失敗しても後悔しない自信があるかどうか」です。
「後悔しない」と言えるなら、ぜひその選択肢を選びましょう。
僕の場合は、たとえばビットコインなどの仮想通貨を買ったのは人よりそこそこ早い方だったと思いますが、別にそれで価格が下がっても後悔しないと思ったから、反対する人の意見など気にせず買うことができたのです。
「後悔するかも」と思うなら、もしかしたらまだ他人の意見で決めているのかもしれません。
僕が何かを決めるときにいつも意識しているのは、「結果に対する全責任を負う覚悟に基づいた決断はすべて正しい」ということです。
そして、その正しさを決めるのも常に自分だということ。自分の決断が正しかったとあとで証明できればいいのだと思っています。
とじーの「自由度マトリクス」
今お伝えした、2つの条件をどう満たしているかで自由度に関する傾向が分かります。
こんな感じです。
この図は、とじーの「自由度マトリクス」と名付けました。
ぜひ参考にしてみてください。
自由な生き方をするには「意思決定」のやり方を変えよう
要するに、自由な生き方をするために大切なのは、「意思決定」のやり方を変えることが大事だということです。
現実的に取りうる選択肢を、他人の目や常識に縛られず、柔軟に持っておきながら、自分の意志で決断して選び取るということです。
だから、自由に、自分らしく生きるために、これらのことはやめましょう。
・なんとなく周りの友達も行くから大学に行こう
・安定しているから、公務員になろう
・親が望んでいるから、有名な企業を受けよう
・お金がたくさんあった方が幸せだと思っている
・みんながアイスコーヒー頼んでるから、自分もアイスコーヒーにしよう
・教科書に書いてあることは、全部正しいものだと思ってしまっている
これ、実は全部かつての僕なんですよね。
でも、「今まで本質的に自分の人生を生きていなかったんだ」ということに、僕はいろいろな方に出会う中で気づいたんです。
気づいてからは、基本的に全部自分で決めてきました。
もちろん、決して大学に行くのがダメなのではありません。公務員になることがダメな訳でもありません。有名な会社に行こうとすることがダメなのでもありません。
その選択をするにしても、どのようなプロセスでその意思決定に至ったのかが大事なのです。
その差が「自由な人生」を生きているかの差になるのだと思っています。
これから先、飲食店で何を注文するか、次の旅行先どうするかみたいな小さい意思決定から、仕事どうするか、住む場所どうするかまで、何かを決めるときには、①選択肢を持つことと、②自分の意志で決断すること。この2つを意識しながら訓練してみてはいかがでしょうか。
たったこれだけで、人生を自分で自由に生きているという充実した感覚が高まってくるのを感じるはずです。
自由な生き方をしている人は「他人の自由」も奪わない
そして、 自由に生きている人を見ていると、他人の自由も奪おうとしません。自由に生きるとはどういうことかを知っているからだと思います。
求められれば選択肢を提示したり、勧めることや手助けすることはあっても、自分の考えを相手に強要はしないし、他人の人生に必要以上に介入しません。
その人のことを思うからこそ、最終的には本人に決めさせるということをしているように思います。
自由な人は、その一線が分かっているなと、はたから見ていて感じます。
最後に
自分なりの「自由の定義」
これはあくまで、僕の感じる「自由の定義」です。
みなさんの考える「自由の定義」も、それこそ自由に考えられるものでしょう。
これからも、僕は僕らしく、選択肢を持った上で自分自身の意志で決断しながら、生きていきたいと思います。
そして、今後のこのブログでの記事も、すべて今日お伝えした「自由の定義」を前提として、書いていきたいと思います。
ありがとうございました!
もし共感してくれたら、シェアしてくれるとめちゃくちゃ喜びます!^ ^
とじーのSNSアカウント
◆Twitter:https://twitter.com/dy2AAhECWgeSlGJ
どうぞよろしくお願いします。
とじー
とじーのプロフィール
自由な複業ブロガー。9年間、経営コンサルティング会社に従事し、中小企業の業績アップに携わる。より自由なパラレルワークを実践することと、子どもがもうすぐ生まれることをきっかけに退職(2018年12月末予定)。他人の枠に縛られず、人生を自分らしく、自由にデザインしていくことをテーマにしたブログです。仕事、働き方、お金、人間関係、読書、学習、旅、趣味、プライベート、結婚、子育てなど、幅広くお伝えしていきます。